春の歌


悶える様な 苦しみに出会えたか 

はち切れそうな 後悔はあったか

当てもなく 走り抜いて

ダメな自分 信じ抜いて


矛盾に満ちた 熱きその時期(とき)を

抗い 日々 悶々と 迷えたか

混沌した理由(わけ) 省みる

だけど答えは 見つからない


何かが始まりそうで

何かが終わりそうで

何かが変わりそうで

何かが弾けそうで


悔し涙か うれし涙か

己 問う季節 春の歌


これから先行く 不安の未来

だけどそれは 希望の裏返し

あの頃糧に 踏ん張って-

今は今で 食い縛って


きっと それは生きている証

もっと やれる気がするから

これから続く 長い道

いつか咲す この花道


何かが始まりそうで

何かが終わりそうで

何かが変わりそうで

何かが弾けそうで

出会い別れ 終わり始まる

さくら 散る咲くも 春の歌